なぜ人類は地球を支配するに至ったのか?そして懸念すべきことは何か?

  • 2016.07.25 Monday
  • 22:35

7月21日から夏休みに入り「難関大英語講習」を始めています。勤務校は今年東北大学の合格者数が埼玉県立高校で1位になりました。多くの生徒たちが希望する大学に合格できるよう、この夏の間に最新の入試問題を生徒たちと勉強しています。日曜日を除く1コマ90分✖6日間が1クールで、今日4日目が終了しました。明日5日目は今春出題された東京外国語大学の文章を扱う予定です。出典はユバル・ノア・ハラーリ教授のTEDでのプレゼンです。

非常に興味深い内容なのでご紹介します。
「人間は他の動物とそれほど違わない。孤島に私と一頭のチンパンジーとが取り残されたならば、生き延びるのはおそらくチンパンジーであろう。では、なぜ人間は地球を支配するに至ったのか?それはイマジネーションだ。実社会に存在しないものを信じる力だ。この力によって、たとえば10万人といった大規模な人数が柔軟に協力しあうことが可能になった。いいことでもわるいことでも。こうして人間は実際に見て触れることのできる「実社会」とイマジネーションに支えられている「虚構社会」の二重層からなる社会に暮らしている。そして、現在懸念されるのは、「虚構社会」がもっとも強力であることだ。いまや「実世界」は「虚構世界」に握られてしまっているのだ。」
このプレゼンは2015年2月に英語版が出版された彼の著書"Sapience: A Brief History of Humankind (ホモサピエンス:人類の略史)"のダイジェストです。
プレゼンの終了後、インタビュワーとの対話があって、彼の新しい本の内容に触れています。すでにヘブライ語での原著は出版されましたが、英語版は2016年9月に"Homo Deus: A Brief History of Tomorrow(神人類:未来の略史)"のタイトルで出版されます。その内容は以下のようです。「コンピュータが発達し、人類は新たな社会的階層を生み出す。70億もの人口の中で、社会において何の役にも立たない人たちの階層が出現する一方で、生物学を駆使して神に近づく人たちの階層が誕生するであろう。戦争はもはや時代遅れとなりすたれる一方で自殺する人が増える。飢餓がなくなっていき肥満の危険性が高まる。死は技術的な問題でもはや誰にでも訪れるものではなくなり不死が訪れる。私たちの未来はどうなるのであろうか?」
詳細はこちらのTEDをぜひご覧ください。
私の講習の内容(使用スライド)はこちらからご覧いただけます。

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